仏壇の選び方

お仏壇を決める時のポイント

1.大きさ  2.スタイル  3.お値段

こころ で価値が決まります。ここではごく一般的な選ぶ際の基準をご紹介しますが、あくまでも、お客様にとっての「仏壇とは何か」が大切です。お仏壇は大切なお買い物です。ご家族で、じっくりと考えてお選びください。

ご購入の時期 は特に決まってはいませんが、亡くなった方の49日までにご購入するケースは多いようです。49日に限らず、百箇日、一周忌などの法要にあわせてご購入されると、開眼法要を同時に行うことができます。

新仏 がでてからでないと購入してはいけない、ということもありません。こころの余裕のあるときにご購入されるのが良いでしょう。


1.大きさ

まずご自宅の どこに置くか を考えましょう。伝統的な仏壇の場所にこだわることはありません。例えば居間など、 ご家族が集まる 場所がいいのです。ただし、湿気がとくに高いところ、火気の近くなど仏壇が傷んでしまう場所は避けてください。

 「うちは狭い から無理」とあきらめる必要はありません。小さめで、棚やタンスの上に置くものもあります。最近では現代の住宅事情に合わせて、略式で小さいもの、 家具調デザイン のものが多くなっています。

 場所を決めたらお店に行く前に、 採寸 しておきます。幅、奥行き、高さをメモしてお店に行くと参考になります。


2.スタイル

次にどんな仏壇にするかを考えます。お店に行く前にご先祖様の 宗旨宗派 を確かめておきます。土地により多少の違いはありますが、 浄土真宗 を除けば、宗派による仏壇の違いはありません。

 浄土真宗の方は通常、金仏壇をお求めになります。


3.お値段

 気になるのはやっぱりお値段でしょう。素材・大きさ・デザインなどで 数万円 のものから何百万のものまであります。高ければ高いほど良いとは限りません。ご家族が感謝を込めて手を合わせることが大切なのです。

 まずご自宅におけるサイズであること、次に好みのデザインであること、その条件に合うものの中から、納得のいくお値段のものをお選びいただくのが良いかと思います。

 お仏壇は高い買い物です。しかしその 価値は金額で決まるものではない のです。高い買い物になるか、安い買い物になるかは、ご家族とお仏壇の関わり方次第です。