仏壇のお手入れ

日ごろからコツコツお掃除しておけば、簡単な作業です。




中の仏具を取り出しておき、 良質の毛バタキ で、お仏壇全体と内部のごみやほこりを払います。
柔らかい布で ぬりの部分をやさしく 拭きます。力を入れると細かいキズがつきますので注意してください。
つやふきんは、汚れ落し液と水溶性の 艶出し油 をしませた布で、やや力をいれて拭きます。美しい艶がでて、わずかの傷なら目立たなくなります。
汚れがひどいところは 湿ったタオル で掃除します。タオルの端から10センチくらいを水でぬらし、乾いている部分に水分を移すように、一緒にしぼります。そうするとタオル全体をほどよく湿らせることができます。
仏具は、 研磨剤 でみがいた後、きれいな布やブラシで彫の奥まで油気を十分にとり去っておくことが大切です。ガラスや陶器の仏具は食器と同じように洗ってください。


金仏壇のお掃除の注意ポイント

金箔の個所はこすりますと、長い間にはげてきますから、 決してこすらぬよう に軽く毛バタキで払う程度に止めます。
彫刻部分など細かいところにたまった埃は、 毛の柔らかい筆 でやさしくお掃除します。
漆ぬりの個所 は、強くあたると傷がつきやすいので、花瓶やお仏器の上げ下しには十分注意します。
汚れがひどいところは 湿ったタオル で掃除します。タオルの端から10センチくらいを水でぬらし、乾いている部分に水分を移すように、一緒にしぼります。そうするとタオル全体をほどよく湿らせることができます。
お仏具は塩分を嫌いますので、 汗ばんだ手 でさわらぬようにします。汚れた場合、水洗いをし、柔らかい布で拭きましょう。